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 『カナダ、ESSAY,1』


私が訪れて、一番リラックスできる国、
そして、一番回数も多く訪れている国、それはカナダです。
訪れるたび、自然の山々、空気、湖に魅了され、ますます好きになっていく国。
今回は、東側のトロント、ナイアガラについて、お話します。

カナダは、ロシア連邦に次いで、世界で2番目に広い国で、
その地理の大きさから、多様な自然に出会える国として、有名です。
農業に適した肥沃な平野、広大な山岳地帯、多くの湖や河川。
そして最北には、北極ツンドラへと続く原生林もあります。
ロッキー山脈、ナイアガラの滝など、
雄大な自然の風景は、よく知られていますよね。
でも、雄大なのは、自然だけではありません。
数千年前にアジアから到来したという、先住民族から始まる歴史も壮大なら、
様々な人種で成り立っている多文化社会もダイナミックですし、
芸術シーンも活気があって、文化的にも、本当に奥の深い国なんですよ。

さて、日本からトロントへは、JALか、エア・カナダの直行便で、10〜13時間。
カナダきっての大都市トロントは、
まばゆい高層ビル街や、市庁舎などモダンな建物が目をひきますが、
少し歩くと、アジア系、カリブ系、ヨーロッパ系と、
無数のエスニック・コミュニティの拠点となるスポットを、すぐに発見できます。
「トロント」とは、インディアン語で「人々の集まるところ」という意味だそうですが、
確かに、多文化の国に来たなぁ〜、という印象を受ける都市です。


トロントを初めて訪れた日は、快晴でした。
そして、さっそくナイアガラの滝を目指しました!
ナイアガラの滝は、流れ落ちる水量は世界最大で、南米のイグアスの滝、
アフリカのビクトリアの滝と並んで、世界3大瀑布に数えられています。
落差52m、幅675mで馬蹄型をしたカナダ滝と、
落差34m、幅320mでまっすぐ落ちるアメリカ滝の2つがあり、
現地には、世界各地から、大勢の観光客が、次々にやってきています。

テレビなどの映像で、何度も見ているはずなのに、
実際にこの目で見るナイアガラの滝は、ものスゴイ迫力です!
音のすさまじさも、水しぶきも、想像をはるかに超えていました。
落ちていく大量の水をじぃ〜っと見ていると、思わず吸い込まれていきそうで、
恐怖感さえ感じるほどです。
その滝を間近で見るために、
『霧の乙女号』に乗船して、滝壺の近くまで進みました。
この船は、世界で一番古いクルーズ船で、
名前の由来は、ナイアガラ周辺に住んでいた先住民の伝説、
滝つぼに住む精霊と一体となった「乙女リワワナ」からつけられているそうですが、
今でもナイアガラ瀑布から吹き上がる霧の中に、
乙女の姿を見ることが出来ると信じられているんですよ。
その伝説のせいか、創業1846年から、事故は1件も発生していないそうです。

かなりの水しぶきを浴びることになるので、
船会社が青いレインコートを用意しているのですが、
何だかちょっと直に着用するのは・・・と、ためらわれたので、
使い捨ての薄い透明のレインコートを着た上に、その青いコートを着用しました。
これで万全!!いよいよ乗船です!
滝壺に近づくにつれ、さっきよりも大音量の水音と、水しぶきと、風が起こり、
話をすることも出来ないぐらいです。
洋服は、レインコートをはおっているので濡れませんが、
顔や髪は、けっこうぐっしょり・・・。
滝の流れの強さを、直接肌で感じることが出来ましたが、
巨大な龍が、荒れ狂っているような感じでした。
この滝壺に、うっかり落ちたら・・・、なんて想像すると、ぞっとします!
それにしても不思議なのは、毎分、すごい量で流れているこれらの水が、
一体、どこから集まってくるのかしら?ということ。
後で調べてみると、ナイアガラ・フォールズを流れ落ちる淡水は、
上流にある4大湖(スペリオル湖、ミシガン湖、ヒーロン湖、エリー湖)から流れ、
ナイアガラ瀑布を流れ落ちた水は、ナイアガラ川を下り、オンタリオ湖へ注ぎ、
セント・ローレンス河を経由して、大西洋に流れていくそうです。
本当に大量の水が、一時も途切れることなく、
流れ続けているのを目の前にすると、
地球そのものが、確かに一つの生命体のように感じられました。

さて、ナイアガラのカナダ滝を、最も間近に見られるポイントが
テーブル・ロックで、このそばのテーブル・ロック・ハウスから、
エレベーターで約38m下へ降りると、
1988年に造られた細長いトンネルの一角に、
滝を裏側から見られる小窓があります。
その通路内は、とにかく風が強く、ミスト状の水がいっぱい飛んでくるので、
ペタペタ、ビーチサンダルをはいて、見学しました。
また、バルコニーでは、滝の真横に出ることもできるのですが、間近で見る滝は、
これまた想像を絶する大迫力で、思わず圧倒され、呆然としつつも、
風に負けないように、"仁王立ち"してないと飛ばされそうで、
水の威力に驚愕し通しでした!






滝を間近で見学した後、ホテルに到着したのですが、
私が宿泊したホテルは、ナイアガラの滝を見下ろせる所に建っていました。
部屋からは、深夜12時頃まで、ライトアップされている滝を、ず〜っと眺めることができました。
何色ものライトで照らされている滝を、少し離れた場所から眺めると、
今度は、力強くも幻想的な雰囲気に包まれていて、うっとりと、いつまでも静かに眺めてました。

翌日は、ナイアガラ近くの街並の散策です。
ナイアガラの近くには、「ボタニカル・ガーデン」と言って、1936年に創立された、カナダでも有名な園芸学校があります。
この100エーカーもある庭園は、すばらしく手入れがされていて、観光客にも開放されており、
季節のお花を楽しむことができるんですよ。

また、少し歩くと、古い街並もあり、それは、それは、素敵なお家があるんです。
お庭がイギリス風で、建物も、とってもおしゃれ!
決して、豪華ではないのですが、レンガ造りのしっとりした佇まいで、
ヨーロッパ文化のよい所と、移民後の様々な文化とが、ほどよく溶け合った感じが、
何ともおしゃれな雰囲気を出していて、ウキウキしてきます。
その近くのショップには、アンティーク調の雑貨など、私好みのものがいっぱい置いてあり、お買物も満喫できました。


さて、ナイアガラの滝の近くは、冬、酷寒になるため、その寒さを利用して、『アイスワイン』というのを生産しています。
それは、実ったぶどうをすぐに収穫せずに、冬になるまでそのままの状態に保ち、
ぶどうが凍ったり溶けたりしていくうちに、水分が減り甘味が増したものをワインにするという、
独特な製造方法による、デザート・ワインです。
ところが、搾れる量が、1粒のぶどうから1滴ほどなので、普通のワインを作るときのぶどうの10倍の量が必要になり、
すべて手作業で行うため、お値段もちょっと高目ですが、それだけの価値はある、おいしいワインです!
街の郊外にはワイナリーが点在しているので、ぜひ、ワイナリーを訪れて、
この雄大な土地だけが産み出すワインを、ぜひ味わってみてくださいね。









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