TOPページ新着情報プリザーブド&ドライフラワーレッスンのご案内生花レッスンのご案内ショップフォト&ブライダルプロフィール世界紀行トップお問合せ

フランス ニュージーラン オーストラリア 中国 カナダ イギリス


 『カナダ、ESSAY,3』


今回はいよいよ、私の大好きな『カナダの湖』について、お話しいたします。
前回ご紹介した、「バンフ国立公園」と、「ジャスパー国立公園」には、
そのどちらも雄大な山々がそびえ、川が流れ、幻想的な湖が点在し、
文字通りの大パノラマを見ることができますが、
氷河から流れ出る成分のせいでしょうか、特に湖の色は格別に美しく、
また、それぞれが違った色彩や表情を見せてくれるので、
飽きることがありません。
どの湖を訪れても、本当にこれが現実にある世界かしらと、不思議に思うほど、
幻想的な美しさをたたえ、またスケールも壮大で、圧倒されてばかりでした。
まずは、「バンフ国立公園」周辺にある湖から、ご紹介いたします。

<レイク・ルイーズ>

「ロッキーの宝石」、または世界十大絶景の一つとも呼ばれるこの湖は、
よく絵はがきに使われているので、
みなさんも、きっとどこかで目にされたことがあると思います。
氷河から融け出た湖の水は、明るいエメラルド・グリーンで、
何とも言えない幻想的な風景を作り出しています。
湖畔には、有名な「シャトー・レイクルイーズ」というホテルがあり、
夏のお花の季節になると、
ホテルの庭には、デルフィニウムやポピーがたくさん咲いて、
そのかわいらしいお花の、青やオレンジ、黄色、白といった色たちが、
周囲の緑や湖の色に、本当によくはえて、
まるで、おとぎの国にやってきたような錯覚におちいるはずです。

そのホテルから眺める湖は、静かに水を満々とたたえており、
遠く反対側には、標高3,464メートルのビクトリア氷河も見えます。
天気が良く、風のない日は、静かな湖面に、
このビクトリア山が映るのを見ることができるのですが、
幸運なことに、私は幾度か、その光景を目にすることができました!
湖畔を歩くトレイルや、レイク・アグネスまでのハイキング・コースもあって、
片道2時間ほどの、ちょっときつい登り坂ですが、
上から眺めるレイク・ルイーズは、見る角度が変わるので、
湖の色も青みが増し、違ったおもむきがあっておすすめです。
また、ホテルも素敵で、そこを流れる気持ちのいい時間と、
静かな自然をゆったり堪能できるので、リラックスできることうけあいです。

<モレーン湖>

深いブルーグリーンのモレーン湖は、カナダにたくさんある湖の中で、
私が特におすすめしたい、大好きな湖です。
背後には、テン・ピークス(10の岩峰)の山々と、マクドナルド氷河がそびえ、
麓には針葉樹林が整然と並んでいる景色は、
カナダの旧20ドル紙幣(現在はあまり流通していません)の
図柄になっているほか、
旅行パンフレットや観光ガイドでも、必ず載っているので、
おなじみの湖だと思います。
この湖の"ブルーグリーン"の深い、神秘的でいながら、鮮やかな色は、
何度見ても、心が震えるほど、感動的です。
あの奥行きのある深い色合いを、写真ではなく、実際に見ていただけたら、
きっと、私の思いに共鳴していただけると思うのですが、
とにかく、涙が思わずこぼれ落ちるほどの美しさで、声も出ないぐらいです。

この"ブルーグリーン"の湖を、もっと身近に感じるため、
カヌーで出てみることにしました。
ライフジャケットを着て、説明を受けてこぎ出しました。
岸には、それなりの人数の観光客が来ていたのですが、
湖の中央までくると、岸の音などまったく聞こえず、
しんと静まりかえってしまいます。
すべての音を、湖が吸収してしまったかのように、
櫓を漕ぐ音だけが響いていて、こわいぐらいでした。
皆さんが観光する場所からは、分かりにくい所に、
小さな滝があるのを見つけたりして、
30〜40分、湖面にいたでしょうか。
ず〜っと、ず〜っと、いつまでも、
青い空の下、山と森に囲まれて、
美しい湖の上を漂っていたかったのですが、
岸辺に戻らなければならない時間となりました。
今でも目を閉じれば、すぐにあの幻想的な光景を思い浮かべ、
神様からプレゼントをもらったような、
幸せな気持ちにひたることができます。






<ペイト・レイク>

この湖は、ペイト氷河から流れ込む沈泥(シルト)がつくり出した氷河湖で、
細かい粘土の粒子を含んでいるため、遠くから見ると、何とも不思議な、乳白色をしています。
さらに、湖面の色が、季節や天候によって、色を変えることでも知られており、とても神秘的な印象を与える湖です。
思わずハッとするほどの明るい輝きをもつ、トルコブルーの湖から、
光線の加減によって、エメラルドグリーンにも変わる湖水を、展望台から眺めると、緑の針葉樹林と、
その向こうにそびえる山々の存在感にも圧倒されて、しばらく呆然としてしまうほどの絶景を、眺めることができます。
ペイト・レイクは、どんどん浸食されているそうで、いつかは、湖の形も変わってしまうそうですが、
現在は、湖の先端はヤツデの葉っぱのような形をしています。
その不思議な星のような形も、展望台から、はっきり見ることができ、より神秘的な雰囲気に包まれる湖です。

<ミネワンカ湖>

バンフ国立公園最大の湖なので、よく噂で聞いたり、写真でも見ているのですが、
実は、残念ながら、そこまで足を伸ばしておりません。
ミネワンカとは、先住インディアンの言葉で「精霊」を意味しているそうで、
きっとまた、独特な美しさをたたえているはずです。ぜひ、訪れてみたい湖の一つです。




次回は、「ジャスパー国立公園」周辺の湖などについて書く予定です。








Copyright(C) GreenRose. All Rights Reserved.