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 『イギリス、ESSAY,2』


<ハロッズ>

ロンドンでお買い物といえば、まず頭に浮かぶのが「ハロッズ」ですよね?
ロンドンの繁華街、ナイツブリッジにある世界一有名な高級デパートで、
世界の一流品を買うのに便利というだけでなく、
ハロッズ印のお土産に、もってこいのデパートです。
有名なのが「ENGLISH BREAKFAST」のブレンドでしょうか?
ちなみにハロッズでは、テディベアも有名です。

このデパートは、1849年、紅茶商人チャールズ・ヘンリー・ハロッドが、
ロンドンに開いた、一軒の小さな食料品店から始まりました。
その後、息子のチャールズ・ディグビーが店を成長させ、
やがて、王室御用達のデパートとなり、
ヨーロッパを代表する百貨店へ発展を遂げました。
「全てのものを、全てのお客様へ、どこへでも」というのが、
一世紀半もの間、ハロッズが守り続けてきたモットーなんですよ。
最近では、ダイアナ元妃と一緒に亡くなった恋人が、ハロッズの御曹司だった、
ということでも有名になりましたね。

さて、ハロッズの店内に入ると、さすが一流店。
それはそれはゴージャスで、とってもハイソな気分にさせてくれます。
古代エジプトを模したエスカレーターもあり、オーナーがエジプト人だけあり、
内装もすごくオシャレで、見ていてあきません。
エッジ・ウエアー通り周辺には、アラブ人街があるように、
イギリスには、アラブの方々が多く住んでいることもあるのでしょう。
エジプト色の濃い品々を売るコーナーもありました。
また、アンティーク家具のみを扱うコーナーなどもあり、
すべてがイギリスならではの品揃えで、品質の高さには感心しました。


地下の食品売場も、見事な品揃えで、
一番印象的だったのは、チーズの種類の多さです!
どれを購入したらいいのか、さっぱり分からずに、適当に選んだのですが、
そのチーズの美味しかったことは、未だに忘れられません!

私が、何度目かにイギリスを訪れた時は、
ちょうどダイアナ妃が亡くなられて、一年目だったと記憶しています。
デパートの外のウィンドー全面、
そして階段の踊り場には、白いユリが、飾られていました。
とても清楚で、上品なアレンジでした。
日本のデパートでは、どなたかを偲んで、
このようなモニュメントを作ることなど、あるでしょうか?
私が知る限りでは、ないような気がするのですが・・・。

ところで、一つ注意しておかないといけないのは、
ハロッズの定休日が、日曜日だということです。
これも日本では、考えられないことですよね。
また、ハロッズに入る際は、多少は服装に注意した方がいいようです。
例えば、Tシャツとスパッツでは入れないという話を聞いたことがありますし、
大きなバッグは、中をチェックされるそうなので、気をつけてくださいね。
そして、贅沢なお買物を楽しまれたら、
ハロッズの中に、ティー・ルームがありますので、
アフタヌーン・ティーを、楽しまれてはいかがでしょうか。



<セント・ポール寺院>

ロンドン旧市街「シティ」にそびえ立つこの寺院は、
世界最大級のキリスト教教会で、「エリザベス女王即位50周年」など、
様々な国家行事が執り行われただけでなく、
亡きダイアナ妃とチャルーズ皇太子の結婚式が行われた所としても、有名です。

この寺院は、604年に建設後、ロンドン大火などの被害に遭ったのですが、
建築家クリストファー・レンの設計により、1675年から35年かけて完成した、
荘厳な雰囲気の建築物です。
高さ約108メートルのドーム内は、螺旋階段で上ることが出来、
共鳴効果で知られる「ささやきの回廊」や、市内を一望できる「石の回廊」があり、
ソーンヒルが描いた天井画やモザイクなどの内装も、本当に素晴らしいものです。
ロンドンに行かれたら、ぜひ、ご覧になってくださいね。







<リージェント・パーク>

この公園の敷地内には、イギリス最大のバラ園、
クイーン・メアリー・ローズ・ガーデンや、ロンドン動物園などがあります。
元々は、ヘンリー8世の狩場だった土地が、ジョージ4世摂生皇太子時代、住いのカールトン・ハウスと、
この狩場を結ぶ大都市計画が企画され、建築家ジョン・ナッシュが、
公園内のティー・ハウスや、周辺のタウンハウスを建設しました。
四方の道路の内側には、公園を囲むようにアウターサークルがあるのですが、
あまりにも広く整備されすぎていて、気をつけないと、すぐ迷子になっちゃいます。
また、公園北西の地下鉄、セント・ジョンズ・ウッド駅の近くには、ビートルズのアルバム、「アビー・ロード」の
ジャケットに登場した横断歩道があり、都心の公園として、多くの人々が訪れる、憩いの場所となっています。

この公園は、本当に広い広い敷地なので、とにかく、どこにいても、ゆーったりとした時間を過ごせました。
その上、美しく手入れされたバラや、ハーブなどがあり、旅人の心を、優しく癒してくれます。
今は、以前ほど「イギリス・ブーム」ではありませんが、
私が何度かイギリスを訪れたのは、ちょうど、ブームの最中で、当時の旅行気分も、最高潮だったような気がします。

私自身、ハーブ料理が大好きなので、当時、ハーブを何種類も育てていました。
ローズマリー、ロケット、バジル、セージ、タイム、フェンネル・・・etc。
現在は、出張が多いので、育てることが難しくなり、いくつかの木は、実家で育ててもらっています。

当時は、アロマセラピーのブームでもあり、友人が、かなり凝っていたので、
その影響で、私もいろいろと、オイルの作り方や、
リラックス方法についてなど、浅くではありましたが、勉強したものです。
今では、香りの強いパクチー(コリアンダー)までも大好きになり、
タイ料理などを楽しむ時は、別皿でパクチーを追加するほどです。

リージェント・パーク中央にある、クイーン・メアリー・ローズ・ガーデンは、
バラで有名ですが、中でも大好きなのが、「イングリッシュ・ローズ」です。
イングリッシュ・ローズは、よく花屋の店先に並んでいる、剣弁高芯咲きのバラではなく、
カップ咲き、ロゼッタボンボン咲きなど、とにかく形が優美で、また、香りもとても高いバラなんですよ。

現在、日本でよく見られるバラは、俗に「モダンローズ」と呼ばれるもので、
特色は四季咲きで、黄色の花をはじめ色彩が多様だという点にあります。
これに対し、「モダンローズ」誕生以前のバラを、「オールドローズ」と呼びます。
ほとんどがワンシーズンにしか咲かない一季咲きですが、香りが強く、また、
花弁の多いふくよかな花形で、花色も豊富だったそうです。
ちなみに、中世絵画やボッティチェリの絵画に描かれているバラは、「オールド」の方。
確かに、絵画の中のバラは、掌でそっと包み込みたくなるような優しい形をしていますよね。

さて、ちょっと余談ですが、バラの歴史の中で、絶対欠かせないのが、
19世紀初頭のナポレオン皇帝妃、ジョゼフィーヌです。
彼女は、大のバラ好きで、夫の富と栄光をバックに、1802年、マルメゾンにバラの庭園を造り、
バラの一大コレクションを始めます。
そして、彼女が収集したバラからは、品種改良により、何と4800種のバラが生み出されたというから驚きです!

彼女が始めた品種改良を境に、1867年に、「モダン・ローズ」が誕生し、四季咲きで、
多彩な色彩を持つ現在のバラへと、改良されていき、
1961年、ディビッド・オースティンによって、オールドローズとモダンローズが交配され、
両親の優れた性質を受け継ぐ、「イングリッシュ・ローズ」が生まれるのです。
イングリッシュ・ローズの大きな特徴は、花弁の多いふくよかで、クラシカルな花形と、
多様な芳香性と花色の他に、四季咲き性を合わせ持っていること、
さらに、原種に近いオールドローズの育て易さも受け継いでいるのですから、
バラ好きにとっては"究極のバラ"と言えそうですね!

イングリッシュ・ローズの優美な花形に、絹のようになめらかで繊細な花びらの感触、
そして、芳しい香りには、本当に、心がときめきます。
普通のバラよりも、丈夫な種類もありますので、ぜひ育ててみてくださいね。
みなさんの日常を、美しく彩ってくれるはずですから。












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